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スタッフ紹介

望月杏奈

ディレクター

望月 杏奈

MOCHIZUKI ANNA

番組経歴

現在…「ギョギョッとサカナ★スター」(Eテレ)
   「名将たちの勝負メシ」(Eテレ)
過去…「所さん!事件ですよ」(NHK総合)
   「今日、うちでなに食べる?」(NHK総合)
   「BARレモン・ハート」(BSフジ)

お疲れ様です。
このページは、主に就活生が見てくれていると思うので、
そのことを心に留めながら書いていこうと思います。

まずは自己紹介をします。
出身は関西・滋賀県です。
友人とは関西弁で話しますが、仕事では標準語で話すので、すっかり流暢になりました。
実家にしばらく帰省したあと、会社で話をすると関西弁がポロッと出て、
帰省したのがバレます。

きょうだいは3人です。年子の兄と、年の離れた妹がいます。
私がテレビ業界で働いているのに、一人暮らしをしている兄の部屋にはテレビがありません。
反対に、実家には85インチのテレビがあり、
私がディレクターをした番組は欠かさず見てくれています。

身長は169cmです。折角なら170cm欲しいところです。
出演者の立ち位置をチェックをする際、少し背伸びをすると、
長身の演者さんの身長にも合わせられるので便利です。

休日は二子玉川や表参道、たまに舞浜にいます。
ドラマをつくるときには、ここで撮影してみたいなと思いながらぶらぶら散歩しています。

趣味は引っ越しです。1年に1回のペースで引っ越しをします。いろんな街や間取りに住むのが
楽しくてやめられなくなりました。忙しいイメージのテレビ業界ですが、内見に行ったり、
荷造りをしたり、引っ越し後の手続きをしたりと、意外と時間を取れます。
番組で、引っ越し会社の方に取材をさせてもらったとき、ダンボールの効率の良い封の仕方や、荷造りの方法を学び、仕事で得た知識が役に立っています。
  
  
つぎに、私が就活をしている時に気になっていたことを、
実際に働いてみてどうだったか、書いていきます。

Q 休みはあるの?
・担当する番組にもよりますが、基本的に土日祝は休みです。
お正月やお盆は長い休みが取れ、旅行や帰省をしています。
推しのライブや友人の結婚式がある日は、早めに仕事を切り上げたり、休みをもらいます。
・しかし、収録前や番組を掛け持ちしている時は、どうしても休みが少なくなります。
そのうち、「今日は何連勤目」とカウントするのが日課になります。

Q 1日のスケジュールは?
・こちらも担当する番組によりますが、今担当している「ギョギョッとサカナ★スター」を例に、
ロケ日・編集日・リサーチ日に分けてざっくり紹介します。

※番組を見てから読むとイメージしやすくなるので
ぜひ、Eテレ「ギョギョッとサカナ★スター」金曜19:25〜、ギョ覧ください。

《ロケ日》
 5:00 出港
(船酔い防止のため前日はよく寝てよく食べる/こんなに頻繁に漁船に乗るとは…!)
 5:30 釣りポイントに到着・釣り開始(目当ての魚や珍しい魚が釣れると大盛り上がり!)
 7:00 帰港
 8:00 魚を見て触って観察・さかなクンがホワイトボードを使って魚の生態を解説
(さかなクンが描く魚のイラストはすごくリアルで毎回見惚れます!)
10:30 軽トラで移動するシーンの撮影(海抜けのキレイな道路を走ります)
11:00 昼食休憩・移動(ロケ弁はロケの楽しみの一つ)
12:30 水族館で魚の観察(エサを食べるところや砂に潜る様子など生きている姿を見る)
14:30 出演者の撮影は終了
14:30 水族館の魚のインサート撮影(番組で魚の生態を説明する際に見せる映像を撮影する)
16:00 撮影終了

《編集日》
10:00 編集開始
13:00 お昼休憩
14:00 試写(プロデューサーに内容のチェックを受ける)
16:00 試写終了・修正作業
18:00 編集終了
・NHKでは、編集をしてくださるプロの方に映像をつないでもらい、
ディレクターは台本を書きます。
・2週間かけて30分の番組を編集します。そのうち3回ほど「試写」という、
プロデューサーが内容をチェックする機会があり、
それぞれが意見を出してより良いものに仕上げていきます。
    ・2週間の編集が終わると、テロップやナレーションを入れる作業をして完成です。

《リサーチ日》
10:00〜18:00社内で作業
・番組でどんなことが取り上げられるのか、ネタをリサーチします。
専門家の方から話を聞いたり、撮影許可申請をしたり、魚を発注したり、
ロケのスケジュールを考えたりなど、ロケや編集以外の日は、意外とデスクワークが多いです。

最後に。
魚には、天敵が来ると砂に隠れて身を守ったり、
より多くの子孫を残すために性転換をするといった「生き残り術」があるのですが、
私が実践した「就活生き残り術」を紹介します。

私は高校を卒業したあとに、2年制の専門学校に通っていたため、
1年生の秋には就活が始まっていました。入学して1年も経たないうちに就活をするのは、
なかなかしんどかったです。最初は全然うまくいきませんでした。
履歴書や1回の面接で何がわかるねん、1回一緒に働かせて!とその時は思っていました。
でもたくさんの応募者がいるわけで、面接官もその中で選ばないといけないということは、
分かっていました。
そんな中で選んでもらうには、まずは印象に残ることが大事だと思いました。

面接の終盤で、必ず面接官から「最後に伝えたいことや聞きたいことはありますか?」と
聞かれます。そこで手を挙げて、鞄からフリップを取り出し、モノマネを披露しました。
面接官の方もびっくりした様子で、もちろん全員にウケるわけではないですが、印象には残り、
そこから自信を持って話すことができ、就活がうまくいくようになりました。
入社後、同じ面接を受けていた同期からは、こんな人には勝てないと思ったと言われました。

たまたま私ができたのがモノマネでしたが、小さな特技でも、履歴書には書ききれなかった
エピソードトークでもなんでも有りだと思います。思い切ってやってみると自信がつき、
他の場面でも堂々と話をすることができると思います。
こんな話ですが、少しでも参考になると嬉しいです。

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