STAFF

執行役員・制作管理センター長

戸塚　晶久

TOTSUKA AKIHISA

番組経歴

「めざましテレビ」（フジテレビ）　
「とくダネ！」（フジテレビ）　
「スーパーニュース」（フジテレビ）　
FNN選挙特番「Live選挙サンデー」（フジテレビ）　
「FNN報道スペシャル　平成の“大晦日” 令和につなぐテレビ」（フジテレビ）　

日曜日の午前、家族4人でアンパンマンこどもミュージアムを訪れました。
4歳の二男はステージにキャラクターが登場すると立ち上がり、大きな声をあげます。まだ一人では歩けませんが、館内を手を引かれて自ら進み、その距離はこれまでの何倍もの距離。
大好きなアンパンマンの世界に囲まれ、満面の笑みを浮かべていました。ここに来たのは8歳の長男の一言。「弟が笑うところが見たい」。
寄り添いながら励まし、一緒に楽しんでいました。兄弟の絆を感じる、かけがえのない一日になりました。

二男はダウン症です。成長はゆっくりですが、ひとつひとつの瞬間が家族にとって大きな喜びになります。
映像の仕事を続けてきたから、ダウン症の子どもやご家族と出会う縁がありました。妊婦検診で可能性が指摘されたとき、夫婦で悩みました。そのつながりがあったからこそ、私たちは命と向き合い、確信をもって今の幸せを受け止めることができています。

番組制作の現場では思いがけない出会いから始まることが多くあります。
人の喜びや苦悩に触れ、それを伝えるなかで自分自身が励まされることも少なくありません。
子どもたちと過ごした一日もまた、私にとって大切な「気づきの現場」でした。

4時間はしゃぎまわった兄弟、帰りの車の中でどんな夢を見ていたのだろうか？