杉岡幸徳さんの仕事ははフリーのライター、これまで300以上の奇祭を見てきた。今回の秩父の奇祭『ジャランポン』は大胆にも生きている人間を人身御供(ひとみごくう)に仕立て、ニセの葬式を執り行う。杉岡幸徳は、このジャランポンを「即興で筋書きがない。だから宴会芸に近いって感じですかね」といって愛してやまない。