戦時中の日本を舞台に、命の尊さ、平和への想いを描いた映画『エクレール お菓子放浪記』は、東日本大震災で被災地となった石巻で主な撮影が行なわれた。一般公開の前に震災が起き、この作品は、震災前の石巻の景色や人々の姿を収めた特別な作品になった。製作関係者たちは、石巻での作品上映を目指し、被災地の人々それぞれの思いに向き合っていく。 彼らの奮闘を通して、映画が人の心を変え、“心の復興”のスタートになれるのかを探る。