この9月、北海道では、患者や医師を小型ジェット機で搬送する「ドクタージェット」が登場した。ヘリの3倍のスピードで患者の元へ駆けつけ、一人でも多くの命を救う。深刻な医師不足に陥り、多くの町で救急病院が機能しないという事態のなか、住民の願いは形になるのか?さらに、「たらい回し」を防止するための画期的な仕組みづくりも進む。病院と救急隊・患者をわずか1分でマッチングさせ、救命率の向上に成功していた理由とは? 都会と地方、それぞれの救急医療の再生に何が求められているのか。問題解決に果敢に取り組む現場の医師たちの姿を