今回のテーマは徳川家8代将軍の徳川吉宗。“暴れん坊”として余りに有名だが、その真の人柄はあまり知られていない。
原田と本郷和人教授・佐々木恭子アナウンサーがまず始めに訪れたのは墨田川。いまや夏の風物詩となっている花火大会の前身「両国川開き」は、実は吉宗の時代に始まったともいわれている。そこから迎賓館や、赤坂見附跡など縁の地を巡り、当時のお金事情と共に吉宗の人生を振り返る。
紀州藩藩主、そして徳川幕府将軍時代、どちらでも財政が苦しい日々を味わった吉宗は、徹底的な質素倹約に努めた。それは吉宗自身の朝食にも表れていたが、それはどんなものだったのか?
そして、身分関係なく優秀な人材を積極的に登用した吉宗。その中の一人、大岡越前が行ったお金にまつわる名裁きとは?そして大岡に吉宗が支払っていた金額は現在に換算するといくらになるのか?その知られざるお金事情を掘り下げていく。
吉宗は庶民のために動くことを惜しまなかった。後世に残る数々の政策を紐解くと、吉宗が目指した安定と平和、そして知られざるお金事情が見えてくる。
誰よりも国民のことを考えた将軍、吉宗の人生・そしてお金事情とは?